- 「雨漏りの修理を頼みたいけど、どこに頼めばいいのかわからない・・・」
- 「たくさん業者があって、候補を絞ることができない」
屋根修理業者の選び方に悩んでいる方は多いかと思います。ネットで調べてみると屋根修理を行っている業者は多く、「どの業者を選べばいいかわからない」という声が多くあります。
そんな方のために、本記事では屋根修理業者の選び方を徹底的にわかりやすく紹介します。
本記事を最後まで読んでいただくだけで、屋根修理業者を正しく選ぶことができるようになります。
また、「屋根修理徹底ガイド スカイアルバム」編集部が紹介する選び方をもとに選定した、おすすめの業者も紹介していますので是非参考にしてください。
記事の最後では、横浜市の補助金制度を紹介していますので、併せて読んでいただくことで、条件次第でお得に屋根修理ができちゃいます。
では、いってみましょう!!
【今すぐわかる】屋根修理業者のカンタンな選び方
会社選びを迷ってしまう原因として、屋根修理を行う業者が多いことが挙げられます。屋根修理を行っている業種は大きく分けて5種類あり、その中から選ぶとなると膨大な数の会社が候補として挙がることになります。
ここでは屋根修理業者のカンタンな選び方を伝授しますが、まずはどんな業者が屋根修理を行っているかチェックしてみましょう。
屋根修理を行っている業種
- ハウスメーカー/工務店
- 一般住宅の建設・販売を行う会社の総称
- 施工は下請け会社へ依頼して行う
- リフォーム会社
- リフォームをメインに行う会社
- 屋根修理も請け負うが、自社ではなく、下請け会社へ依頼する場合が多い
- 板金工事業者
- 金属屋根の修理・加工を専門に行う会社
- 工場や倉庫の屋根修理がメイン
- 瓦葺工事業者
- 瓦の葺き替え、葺き直しを専門に行う会社
- 瓦屋根以外の修理や塗装は対応していない業者が多い
- 屋根修理業者
- 屋根修理を専門に行う会社
- 屋根修理に関して特化した技術と知識を持っている
- 屋根の修理・葺き替えなら他の業者より安価
業種によってそれぞれ特徴は異なりますが、一般家庭の屋根修理を依頼するなら屋根修理専門業者に頼むのが良さそうですね。
とはいえ、これだけで判断することは難しいと思うので、もう少しだけ各業種ごとの特徴を深掘りしたうえで、選ぶべきポイントを紹介しましょう。
各業種ごとの特徴と選ぶときのポイント
ハウスメーカー/工務店
家を建てて10年未満であれば、ハウスメーカーや工務店に屋根修理を依頼することをおすすめします。
理由は瑕疵保険(かしほけん)という保険が設けられており、一般的に家を建てて10年以内が保険の対象となっています。そのため、屋根修理の他、家の欠陥や不具合などにも対応してくれます。
家を建てて10年を超える場合は、ハウスメーカーや工務店に屋根修理を依頼することはおすすめできません。
理由としては、ハウスメーカーや工務店の場合、屋根修理は専門外となるため、どうしても下請け業者に依頼することになります。そうすると屋根修理専門業者と比べて以下のようなデメリットがあります。
- 仲介手数料分費用が高くなる
- 下請け業者の技術力がわからない
実は、屋根修理は職人の経験や技術力がとても大事になってきます。例えば、経験で重要になってくるのは、屋根を支える下地の劣化状態を見極めることができるかどうか。
屋根自体に破損等がなくても下地が劣化していれば、いくら屋根を修理しても根本的な解決にはならず、雨漏りなどを繰り返すことになります。
下地の状態は屋根をはがさないと確認することができないため、職人の経験に基づく見極めが非常に重要になります。
見積りが安価だからと言って、根本的な解決をせず修理を繰り返すことになると、結果として莫大な費用が掛かることも。
そのような観点から、屋根修理業者を自分で選ぶことができないハウスメーカーや工務店に依頼することはおすすめできませんね。
新築10年未満であれば家を建てたハウスメーカー/工務店に依頼!
リフォーム会社
リフォーム会社もハウスメーカーや工務店と同様に下請け業者に依頼していることが多くあります。下請け業者に依頼せず自社施工のリフォーム会社もありますが、ごく一部となるため屋根修理のみであればリフォーム会社を選択するメリットはあまりないと言えるでしょう。
リフォーム会社の強みとしては屋根修理のみではなく、外壁塗装や内装のリフォームも同時にできる点です。家の全面リフォームを考えるのであれば、業者をそれぞれ分けて依頼するよりはリフォーム会社に一括で依頼したほうが料金や作業効率が良いと言えるでしょう。
屋根修理以外のリフォームも検討するならリフォーム会社に依頼!
板金工事業者
板金工事業者は金属屋根の加工を得意としています。ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、トタン屋根などの金属屋根の修理をメインに扱います。
板金工事業者の主な顧客は工場や倉庫などの屋根修理ですが、最近では一般家庭でも金属屋根が増えてきて需要が高まっています。
金属屋根の修理または葺き替えが最初から決まっている場合は、板金工事業者を選ぶことをおすすめします。
自分の家の屋根がどの素材かわからない方や葺き替えについてまだ検討中の方には、金属屋根以外の修理・葺き替えもできる『屋根修理専門業者』に依頼するのがいいでしょう。
金属屋根の修理は板金事業者へ!塗装など必要な場合は注意を!
瓦葺工事業者
瓦屋根の葺き替えを専門に扱う業者でストレート屋根、粘土瓦やセメント瓦、アスファルトシングル等の屋根修理に特化した業者です。
瓦屋根の専門業者となるため、瓦屋根の修理であれば瓦葺工事業者に依頼するのがいいでしょう。
瓦屋根などの修理は瓦葺事業者へ!こちらも塗装は不可な可能性があるので注意!
屋根修理専門業者
屋根修理専門業者は見積りから施工まですべての作業を自社の職人が行うことが一般的で、屋根の修理を依頼するなら料金・技術力・保証のどれをとってもイチ押しと言えます。
特に保証制度に関しては、技術力を持った業者ほど長い保証期間を設けている傾向にあります。
新築住宅であれば、10年間の瑕疵担保期間という保証が義務付けられていますが、屋根修理に関しては、屋根の状態によって変わってくるため、そのような保証は義務付けられていません。
そのため、屋根修理の保証は技術力に特に自信があり、屋根の状態をしっかりと見極められる業者でないと設けることができないサービスだと言えます。
このことから屋根修理業者を選ぶ最もわかりやすい基準として、保証期間があげられます。
屋根修理専門業者は料金・技術力・保証のどれをとってもイチ押し!
屋根修理専門業者の選ぶポイントは保証期間!
業種別特徴まとめ
業種 | 費用 | 技術力 | 保証 |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | △ | × | × |
リフォーム会社 | △ | △ | × |
板金工事業者 | 〇 | △ | △ |
瓦葺工事業者 | 〇 | △ | △ |
屋根修理専門 | 〇 | 〇 | 〇 |
屋根修理専門業者が総合力No.1!!
神奈川県横浜市のおすすめ屋根修理業者5選!
お待たせしました!
ここからは先ほど紹介した選び方をもとに、神奈川県横浜市で対応してくれるおすすめの屋根修理専門業者を5社ピックアップしました。
ぜひ参考にしてください。ではどうぞ!
1位・屋根修理のすまいるーふ
2位・屋根外装工事.com
- HPで1分簡易見積が可能!
- JIO瑕疵保険の他、メーカー50年保証を完備
会社概要
神奈川県横浜市を中心に東京都、千葉県などでも営業をしている屋根外装工事.com。施工後の不備や施工ミスなども保証してくれるJIOの瑕疵保険を備えている他、スカイメタルルーフという屋根材を使用することでメーカー50年保証が注目すべき点です。
メンテナンスがほぼ不要で遮熱性や、雨音などを伝えにくく耐久性にも優れた特殊な屋根材を取り扱っています。限定的にはなりますが、指定の屋根材を用いることで長期的な保証を実現しています。
会社名 | 屋根外装工事株式会社 |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市都筑区北山田1-9-3駅直結モール1F |
電話番号 | 0120-445-668 |
対応エリア | 神奈川県・東京都・千葉県 |
HP | https://yanegaiso.com/ |
3位・株式会社アート・リルーフ
- 施工保証10~20年、最長で50年の保証を設けている!
- 徹底した調査・提案による見積を行っている!
会社概要
アート・リルーフでは様々な屋根材を取り扱っており、メーカー保証を充実させています。最短でも5~20年の保証の屋根材がほとんどで最適な施工・素材の選定をすることで、長期の保証を可能にしています。
会社名 | 株式会社アート・リルーフ |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台1-2-20 フロンティアビル503 |
電話番号 | 045-507-8912 |
対応エリア | 神奈川県・千葉県・東京都 |
HP | https://art-reroof.co.jp/ |
4位・サウスウェーブ
- 徹底した自社施工により高品質・低価格を実現!
- 最長15年の自社工事保証を設けています!
会社概要
会社名 | 株式会社サウスウェーブ |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市都筑区池辺町3463-103 |
電話番号 | 050-3196-3752 |
対応エリア | 神奈川県全域 |
HP | https://gaiheki-kanagawa.com/ |
5位・轍建設
- 地元密着型!信頼重視の徹底した施工!
- 自社施工保証10年と5~8年を実施!アフターメンテナンスも行います!
会社概要
会社名 | 轍建設 |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南5-1-24 |
電話番号 | 045-315-6186 |
対応エリア | 横浜市・川崎市を中心とした神奈川県東部エリア |
HP | https://wadachi-kenchiku.com/ |
【まとめ】迷ったら屋根修理専門業者に依頼!補助金も活用して費用を抑えよう!
横浜市の方におすすめの屋根修理業者について紹介していきました。あなたが頼んでみたい業者は見つかりましたか?
結論として迷ったら『屋根修理専門業者』に相談することをおすすめします!皆さんの会社選びが少しでも楽になったら幸いです!
横浜市の屋根修理補助金・助成金・支援制度の紹介
頼む会社は決まっても費用面は抑えていきたいところですので、気になる補助金制度についてを紹介していきます。横浜市ではどんな補助金が使えるのか?自分で調べるのは大変なので、簡単にまとめてみましたので、参考にしてくださいね!
横浜市木造住宅耐震改修促進事業
2階建ての木造住宅の耐震性能を一定水準まで引き上げるために設けられた制度で、耐震性能が低い住宅が対象となります。
詳しい条件は下記表に記載します。
対象となる住宅 | ・S56年5月末以前に建築された2階建て木造個人住宅 ※自己所有・居住していること ・耐震診断で点数1.0未満と診断された住宅 |
---|---|
補助限度額 | 一般世帯:100万円 非課税世帯※:140万円 ※世帯全員が過去2年間住民税の課税を受けていない世帯 |
申請の手順
木造住宅耐震改修促進事業の制度の申請までの手順を簡単にまとめました。より詳しくは「申請の手引き」をご覧いただけますと幸いです。
- 耐震・訪問診断を行う
- 会社を決めて契約⇒内容を決めていく
- 補助金交付申請を行う
- 「補助金交付決定通知」が来たら工事開始
最初に耐震診断士を横浜市が派遣し一般診断法の基、診断を行います。診断結果、上部構造評点が1.0未満であれば訪問診断を行い、耐震改修工事の説明を行います。
その後は事業者を選び契約後、補助金交付申請を提出し、交付決定通知が発行され、工事着手となります。
この時、交付決定通知が来る前に契約をしてしまうと、補助金交付が受けられなくなってしまうので注意してください。
補助金受け取りまでの手順
補助金交付決定通知が発行され30日以内に工事の契約、着手となります。以下の10の工程を辿り、補助金の支払いが行われます。
- 工事契約/着手
- 着手届・中間検査申請
- 中間検査(適宜実施)
- 工事完了
- 完了実績報告
- 完了検査
- 補助金額確定通知
- 補助金請求
- 補助金の支払い
- 収支決算書
工事着手後、10日以内に「着手届」の提出、中間検査の5日前に「中間検査申請」を行います。
無事に工事が進み、全ての工事が完了したことを報告したら、請求に必要な書類を提出し支払いの運びになります。振込は請求書が受理されてから2~3週間ほどで、申請者の口座に振り込まれます。申請者以外の口座への振り込みはできないので注意してください。
また「補助金額確定通知」の通知日から60日以内に「収支決算書」を提出しなければ、補助金の返還を求められる可能性があるので、こちらも注意しましょう。
住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度
先述した「木造住宅耐震改修促進事業」と併用して利用できるのが「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」です。
既存住宅の省エネ改修対策の一環として「断熱性の確保」に繋がるエコリノベーション工事を行う住宅所有者を対象とした制度になります。屋根の断熱処理に対して有効なので、断熱材などの利用も検討してみましょう。
対象となる住宅 | エコリノベーション工事に必要な指定の建材・設備(断熱材等) |
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補助限度額 | 一般改修住宅:40万円 特定改修住宅:80万円 |
毎年予算が定められており(約60件分)、予算額に達した時点で受け付けを終了しています。補助制度を受ける場合は早めに利用を検討し、申請可能か確認を取るようにしてください。
申請の手順
申請までは改修内容が条件を満たしているかの確認を行ってもらい、申請という流れになります。
全体の流れとしては以下画像のようになります。

引用:横浜市‐市役所「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」
事業計画書の提出など、面倒な手続きが続くので避ける方は多いと思いますが、最高で40万円の補助金が出るので、受けて置いて損はないでしょう。