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屋根修理を成功に導くカギは見積書!見るべきポイント6つをご紹介

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屋根修理を依頼する業者を選ぶ際、見積書は大切な判断材料になります。その中でもこちらの記事でご紹介する6つのチェックポイントをしっかり確認することをおすすめします。

業者選びは屋根修理を成功させるために必要なプロセスです。あなたにピッタリな優良業者を見積書から見つけましょう。

優良業者を見つける見積書6つのチェックポイント

実は提出された見積書を見るだけで、その業者が優良業者かどうかが分かります。これからご紹介する6つのポイントに注意して、優良業者を見つけてください。

見積書の内容は正確で明瞭か

屋根工事の見積書の内容が細かく正確に記載されているか?明瞭になっているか?という点が優良業者を見分ける第一のポイントになります。

見積書には工事内容や単価、数量や㎡数など様々な数字や情報が記載されているはず。塗装工事を例にとると足場の㎡数や単価はもちろん、使用する塗料の商品名や型番、グレードまで分かる見積もりが良いでしょう。

特に「○○工事 一式」という見積もり書には気を付けてください。施工方法や工事範囲が記載されていないため、追加工事が発生したり手抜き工事の原因となるケースがあります。

見やすい工夫がされているか

今は業者が提出する見積書のほとんどはパソコンなどで作成していますが、見積書の見やすさについても気を付けてみましょう。各項目が工事別にまとめて記載されている、色分けがされていて見やすい工夫がされているといった見積書を作る業者は、工事内容も丁寧である可能性が高いです。

また見積書のレイアウトには美的センスが現れます。リフォーム工事に関してもセンスが問われる場面が多々ありますので、業者を選ぶ基準にしてみてはいかがでしょうか。

諸経費・雑費・諸費用など複数計上されていないか

「諸経費」「雑費」「諸費用」といった、素人では内容が良く分からない項目が複数計上されている見積書には気を付けてください。内容をわざと複雑にして必要以上の費用を請求しようとする悪徳業者が一定数いるためです。

諸経費や雑費というのは、直接工事に係らない部分でかかる費用のこと。主にこのようなものが内訳になります。

諸経費・雑費・諸費用の内訳
  • 事務所賃貸料
  • 事務所水道光熱費
  • 事務所通信費
  • 営業や事務の人件費
  • 現地までの交通費
  • 機材や車両のリース料

このような経費は、見積もり金額全体の費用の8~20%という割合で計算されることがほとんどで、この割合は業者によって異なります。

○○料など項目を見て内容が分かるものは金額の妥当性などをチェックしましょう。諸経費や諸費用といった内容が分からない項目に関しては、何の費用にあたるのか業者に確認して、二重計上がある場合はその理由を必ず説明してもらってください。

現場調査から見積書提出まではスムーズか

現場調査から見積書が提出されるまでの期間がスムーズか?というのも業者を見分けるポイントです。

業者にもよりますが、それほど大規模でない部分的な屋根修理なら2~4日ほどで見積もりが出来上がります。屋根全体に及ぶ大規模な修繕工事では1週間~10日前後かかる場合があります。

これを越えて大幅に時間がかかる場合は、見積書作成を後回しにされている可能性も。優良業者ならあらかじめ「○日頃までには見積書をお持ちします」と教えてくれることも多いため、連絡もなしに大幅に遅れる業者には気を付けた方が良いでしょう。

見積書提出時の説明は丁寧か

見積書を提出してきた際、内容を詳しく説明してくれたり、質問に丁寧に答えてくれるような業者は優良である可能性が高いです。

優良業者であればあるほど見積書の内容や金額に自信を持っています。「高品質な工事にもかかわらずこれだけの金額を出せるのはうちだけ」というプライドもがあり、それをお客さんにも分かってほしいと考えているため、どんな質問にも答えてくれるはずです。

逆に質問に対してあいまいな答えしか出さない業者や、郵送で見積書だけを送ってくる業者には工事を頼まない方が良さそうです。

高すぎる値引きや不明なキャンペーン表記はないか

見積書の最後に「キャンペーン割引」などという表記で、大幅過ぎる値下げをしている業者は要注意です。

一見とてもお得なように思えますが、これは悪徳業者がよくやる手口です。実はそれ以外の項目で金額を上乗せしていたり、経費の二重計上で多額な利益が出るように計算されている見積書がほとんどとなります。

高すぎる値引きを見積書に載せる業者には気を付けて、安易に契約しないよう気を付けましょう。

屋根修理に見積書は必要?

そもそも屋根修理に見積書は必要なのでしょうか?見積書の依頼方法などとあわせて見ていきます。

見積書を取る目的とは

見積書を取る目的はいくつかあります。まず一つ目は優良業者を見極める材料にするためです。

目的の二つ目は、屋根修理の相場を知れるということです。屋根修理に関わらず住宅のリフォームというのは、一軒ごとにすべて相場が違います。

「隣の家は100万で済んだのにうちは200万円かかった」ということも十分あり得ます。とはいえ一つの業者だけに見積書を依頼しただけではその価格が適正かどうか判断できないため、相見積が一般的となっているのです。

無料見積もりの取得方法についてくわしく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。

屋根修理の見積もりを無料で取るには?業者の探し方&相見積もりの注意点5つ 屋根修理をするのに業者に見積もりを無料で出して欲しいと思っている方はいませんか?今回は屋根修理業者の種類や探し方、相見積を取る際の注意...

3~4社からの相見積もりで相場をチェック

前の項で解説した通り、自宅の屋根修理費用の相場を知るには相見積もりを取る必要があります。

1社だけの見積もりを見て決定してしまうと、工事費用が相場より高くても気が付きません。屋根修理には定価というものがありませんので、工事内容や施工費が業者によって異なります。

相見積もりを依頼する場合は、2社では比較がしずらく5社以上では依頼の手間がかかってしまいます。3~4社から相見積もりを取ることで、あなたに一番合う業者を選ぶことができるでしょう。

見積書の依頼方法

見積書を業者に依頼する場合は、必ず屋根の上に登って現況や劣化具合を見てもらうようにしましょう。また屋根の面積を求めるのに家の図面などがあれば準備をしておきましょう。

相見積もりをする場合は、必ず同じ工事内容で同じ材料を使う前提で依頼してください。

見積もりを依頼する前に予算金額を伝えた方が良いのか?という疑問に関しては、ケースバイケースですので一概に伝えた方が良いとは言い切れません。

あくまで希望という形で「予算は○○万円位と考えているのですが」と伝えた方が、業者も見積もりを出しやすくなります。

見積書の内容以外の追加工事がかかることも

見積書を受け取った際、「この金額以外に追加でお金がかかることがありますか?」と聞くと良いでしょう。

優良業者なら「できるだけ金額内に収めるよう努力しますが、このような場合は追加で○○円ほどの工事が必要になることもあります」と正直に伝えてくれるでしょう。

逆に「追加工事はサービスでやりますので大丈夫です」などという業者には気を付けましょう。予想できなかった不具合が見つかっても、適切な補修をすることなく無視して工事を進めたり、手抜き工事をされる恐れがあります。

屋根修理の見積書に関する疑問

屋根修理の見積書に関する様々な疑問にお答えしていきます。

見積書を依頼する業者の探し方は?

屋根修理を行う業者は、どのように探せばいいのでしょうか?住宅のリフォームを取り扱っている業者は実に様々な分野にまで及んでいます。

  • 大手ハウスメーカー
  • リフォーム専門店
  • 地元工務店
  • 建築設計事務所
  • ホームセンターのリフォームコーナー
  • 住宅設備機器メーカー
  • 家電販売店のリフォームコーナー

新聞広告やインターネット、電話帳などで業者を探すという方が多いと思います。とはいえ広告やホームページなど限られた情報では、本当に優良な業者なのか判断できない場合があります。

地元に20年以上前からある屋根修理業者なら知り合いなどから評判が聞けますし、それだけ長い期間同じ場所で事業を続けられているということから、品質に対する信頼も持てるでしょう。

屋根修理業者を選ぶポイントについては、こちらの記事をお読みください。

屋根修理リフォーム会社選び8つのポイント!簡単に優良業者を見分ける方法! 屋根修理をしたいと思っていても「リフォーム会社がたくさんあって選べない」「どんな基準で選べばいいの?」とお悩みの方はいませんか? ...

相見積もりを取っても失礼にならない?

複数の業者に見積もりを取ることは、相手に対して失礼にならないの?と心配される方もいるかもしれません。しかしリフォーム業界では当たり前に行われていることですので、全くマナー違反に当たりません。

とはいえ相見積もりにはいくつかのマナーがあります。一つ目は相見積もりだということを業者にキチンと伝えるということ。もし相見積もりが嫌な業者ならその段階で降りることができますが、工事をしてもらえると考えていたのが実は相見積もりだったとなると気持ちよく仕事が出来なくなる恐れがあります。

また他社の見積もりを提示して「これより安くしてくれないの?」と交渉するのもマナー違反となります。業者は様々な条件から見積もり金額をはじき出しますので、無理な値引き交渉はなるべく控えましょう。

依頼しない業者への断り方は?

相見積もりを取って工事をお願いする業者を決めた場合、他の業者への断り方にも気を付けましょう。断りの連絡は電話がベストですが、どうしても電話しずらいという場合はメールでも問題ありません。

その際には以下の内容を含めてなるべく丁寧にお断りするように心がけてください。

  • 見積りを作ってくれたことのお礼
  • 時間をかけて検討した結果、お断りすることにしたという内容
  • 機会があれば次回リフォーム時に依頼する可能性

言いにくいからとあいまいな断り方をすると誤解が生じる原因に。本当の理由を伝える必要はありませんが、「他の家族と相談した結果お断りすることになりました」などという言葉を付け加えると良いでしょう。

屋根工事を依頼するまでの流れは?

業者探しから実際に工事を依頼するまでの流れは次のようになっています。

  1. 業者を探す
  2. 見積りを電話やメールで依頼する
  3. 現地調査の日時を決定
  4. 現地で劣化具合やリフォームの方法を確認
  5. 見積書を提出してもらう
  6. 見積書を比較したのち工事を依頼する1社を決定
  7. 工事請負契約を結ぶ

スムーズに進めば数週間で工事着工となりますが、連絡の行き違いやスケジュールが合わないということで着工まで1か月以上かかることも。また工事契約を結んだのに全く工事が始まらないというケースもありますので、契約時に着工日の確認を忘れずにしておきましょう。

詐欺に遭わないための注意点は?

屋根は普段住んでいる人の目に触れることが少なく、工事内容が複雑なことから悪徳業者による詐欺被害が後を絶ちません。そこで悪徳業者に合わないための注意点をご紹介していきます。

多くの悪徳業者に共通するのが、自宅にいきなり訪問してきて無料点検や調査を勧めるという手口です。優良な業者はこれまでの実績や紹介などで仕事に困ることは少なく、逆に評判が悪い業者は地元以外の場所で訪問営業をするケースが見受けられます。

調査が無料だと思ったらあとで高額な調査費用を請求された、強引に工事契約を結ばされたというケースが消費者センターに報告されていますので、いきなり自宅を訪問してきた屋根業者には注意してください。

悪徳業者の手口や騙されないポイントについてくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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見積書をチェックして優良業者や屋根修理の相場を知ろう

見積書には業者の顧客に対する姿勢や考え方が随所に現れます。内容の詳細さや見やすさ、見積提出時の説明の丁寧さなどを見て業者選定に役立ててください。

相見積もりは大きな金額が動く工事では常識です。マナーを守ってお互い気持ちよく工事を進められるよう、業者を選定しましょう。

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