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マンションで雨漏りが発生したら!5つの対処法と費用負担の判断方法を解説

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あなたが今住んでいるマンションで雨漏りが発生したら、何をしたらいいのかご存知ですか?すぐにすべきこと、やってはいけないことがありますので注意が必要です。

また雨漏り箇所や原因、賃貸か分譲かで雨漏り修理の費用負担が変わってきます。マンションの雨漏りに困ったら、こちらの記事をご覧ください。

マンションで雨漏りが発生したらすべきこと

自分が住んでいるマンションで雨漏りが発生したら、まず慌てず冷静に対処するようにしましょう。

一番いけないのは何も対処せず放置してしまうこと。時間が経つにつれて雨漏りがひどくなり、広い範囲に被害が広がります。

こちらでは雨漏り発生直後にすべきことを詳しく解説していきます。

室内で出来る応急処置

室内で雨漏りが発生していることに気が付いたら、まずは応急処置が必要です。床にしみた水分を放置すると、階下に雨漏りが広がってしまう恐れが。

天井から落ちてくる雨漏りには、バケツなどの水受けを置いてください。バケツの周りには新聞紙や雑巾を敷いて水はねによる床の濡れを防ぎます。

バケツの中に丸めた雑巾などを入れておくと、周囲への水はねが防げます。バケツにたまった水はなるべくこまめに捨てるよう心掛けてください。

雨漏り箇所の周囲に家具や家電がある場合は、安全な場所に避難させましょう。ただし水に濡れた状態でコンセントを抜くと、漏電する恐れがあります。必ず一度ブレーカーを落としてからコンセントを抜くようにしましょう。

管理会社や大家さんに連絡

室内での応急処置が済んだらマンションの管理会社や不動産会社、大家さんに雨漏りの発生を連絡してください。分譲なら管理会社へ、賃貸なら仲介した不動産会社や大家さんへ伝えましょう。

この時、感情的になってしまっては、伝わるものもきちんと伝わらなくなります。落ち着いて今の状況を話すようにしてください。

もし上階の住人の過失による水漏れが原因の場合は、トラブル回避のため住人同士での話し合いは避け、管理会社に間に入ってもらうのが賢い方法です。

雨漏り箇所の写真や動画を撮る

雨漏りしている天井の様子や壁のシミの様子を、写真や動画で記録しておくことも大切。本格的な雨漏り調査が入る前に雨が止んでしまうと、調査に時間がかかる場合があります。

しかし記録を撮っておくと、雨漏りの原因特定や状況説明に役立ちます。他にも水の色や雨漏りのスピード、音や外の天候なども一緒に記録するといいでしょう。

さらに雨漏りによって濡れた家財や室内の被害状況を記録すると、補償の際の申請に使える資料になります。

勝手に修理はNG

DIYが得意だからと、勝手に雨漏り修理をするのは避けてください。これは賃貸でも分譲でも同じです。

雨漏り修理では原因や責任の所在が明らかになるまで、修理はできないことになっています。管理会社によっては指定の修理業者に依頼する場合もあります。また住宅の保険を修理費用に充てるケースでも、修理前の申請が必須です。

勝手に修理した場合、大家さんから原状回復の費用を請求される可能性があります。さらにDIYでの修理によって雨漏りが再発し、その後の修理費用が自己負担となることもありますので、自分での雨漏り修理は絶対にしないでください。

契約書や保険を確認

賃貸マンションの場合、賃貸契約書に雨漏り発生時の取り決めが記載されてますので、必ず契約書の内容をチェックしてください。マンションによってはたとえ入居者の過失でも、貸主側が修理費用を負担するケースがあります。

また加入している火災保険や個人賠償責任保険の内容も同時に確認することをおすすめします。自分の過失で水漏れを起こしてしまった場合や階下の家財をダメにした場合、保険証書の範囲内に雨漏りによる家財の保証が含まれていれば、火災保険が適用できる可能性があります。

雨漏りか水漏れかの判断は?

マンションの雨漏りは発生に気づいて原因の究明がされるまで時間がかかります。また階下の住人による水漏れか、建物の劣化による雨漏れかの判断が付きにくいという特徴があります。

ここでは雨漏りか水漏れかの主な原因について見ていきます。

雨漏りの原因

マンションの雨漏りの原因は配管や屋上防水の劣化、外壁のひびなど実にさまざまですが、多くの場合建物の老朽化に伴うメンテナンス不足によって発生します。

マンションのような大規模建築物の雨漏りを防ぐには、共有部分・専有部分問わずこまめに掃除をし、劣化部分を早急に見つけて対処することが大切。

具体的には下記のようなメンテナンスが必要です。

  • 下水管が詰まらないよう清掃をする
  • 外壁のヒビはすぐに調査
  • 屋上防水の定期点検
  • 配管の劣化をチェック
  • 建具のパッキンや窓廻りのコーキングを点検

特に屋上や外壁に異変が見られたら、すぐに調査をして下さい。外壁塗装の塗膜や屋上防水処理の耐用年数は10年前後です。塗膜の剥がれや防水処理の劣化は雨漏りにつながります。

少なくとも半年に一度は管理組合でチェックするようにしてください。

水漏れの原因

天井からの水滴が、雨漏りでなく上階からの水漏れが原因ということがあります。また自分で階下に水漏れを発生させてしまうことも考えられます。

水漏れのは主に次のような原因で発生します。

  • 洗濯機ホース外れ
  • 風呂の水の止め忘れ
  • 排水管の詰まり
  • トイレつまり
  • 使ってはいけない場所で水を使った

マンションの雨漏り修理費用はだれが負担?

騙されるのイメージ画像

マンションで雨漏りが発生したら、その修理費用は誰が負担すべきなのでしょうか?雨漏り箇所や原因、分譲か賃貸かによって変わってきます。

雨漏り箇所が共有部か専有部か

雨漏り箇所が共有部分か専有部分かによって費用負担が変わります。共有部分に雨漏りが見られたら、分譲であれば管理組合が加入している火災保険や修繕積立金で、賃貸なら所有者の負担で修理が行われます。

マンションの共有部分は主に次のような場所です。

  • エントランスホール
  • 階段
  • 廊下
  • エレベータ
  • 窓ガラス・玄関ドア・ベランダ・バルコニー
  • 給排水の堅(かた)配管

専有部分で雨漏りが発生したじ場合は、過失による水漏れなら自己負担で、自然災害が原因なら火災保険で修理が行われます。ただし玄関ドアや窓サッシは室内にありますが、共用部分として扱われます。

専有部分・共有部分の分け方については、お住いのマンションの管理組合規約によって個別に定められています。あらかじめどの部分が専有部分に当たるのか確認しておくと、いざという時に慌てずに済むでしょう。

分譲か賃貸か

マンションが分譲か賃貸かによって、費用負担がどこになるか変わってきます。分譲マンションの場合、このような費用負担になります。

分譲マンションの費用負担
  • 老朽化が原因…管理組合の修繕積立金・家主の火災保険
  • 過失が原因…自己負担

一方賃貸マンションの場合はこのようになります。

賃貸マンションの費用負担
  • 老朽化が原因…家主の負担
  • 過失が原因…賃貸契約による

賃貸のケースでは、過失が原因でも大きな修繕は大家さんの負担になる場合があります。逆に水道内部のパッキンの交換で直る雨漏りの場合、借主が負担するという契約になっているマンションもあります。

原因は居住者か老朽化か

これまでご説明した通り、原因が入居者による過失か建物の老朽かによって誰が費用を負担するのか変わってきます。雨漏りの原因が建物の老朽化などの場合は、家主や管理組合の負担で修理されます。

また台風や強風といった自然災害が原因なら、火災保険の適用範囲内となるため保険で修理費を支払えます。ただしそもそも建物が老朽化している場合は補償の適用範囲外となります。

居住者の故意や過失によって水漏れが発生した場合、基本的にその原因となった人が費用を負担することになります。賃貸の場合も大家さんに対して原状回復する責任がありますので、入居者の負担となります。

もし加入している火災保険に「借家人賠償責任保険」が付いている場合は保険で修理できますので、保険の内容を確認すると良いでしょう。

雨漏り修理業者への依頼方法と工事日数

雨漏りの修理を業者に依頼する場合、どのようにすればいいのでしょうか?また工事にかかる日数はどの位になるのか、あわせてご紹介します。

業者の手配は管理会社や大家さんに任せる

業者があらかじめ指定されている場合、管理組合や不動産会社を通して雨漏り修理を依頼します。勝手に業者を頼んで修理してしまうと、後から修理代を請求されることがありますので注意が必要です。

実際に管理組合などが業者に依頼する際は、このような業者に依頼するいいでしょう。

  • 工事前に雨漏りの原因を特定する調査をしてくれる
  • マンション雨漏りの経験が豊富
  • 雨漏り修理の無料相談や無料見積もりサービスがある
  • アフターサービスが充実している
  • 修理保証がある
  • 追加工事は事前に知らせてくれる

雨漏り修理に一番大切なのは、原因の追究と適切な修理。そのためには雨漏り修理の経験豊富な業者を選んでください。

高額になりがちな雨漏り修理では、悪徳業者に狙われることも。契約をやけに急ぐ・見積もり内容があいまい・必要のない工事を迫るといった手口の業者に注意してください。

雨漏り工事にかかる日数

雨漏り工事にかかる日数は、雨漏りの範囲や建物の老朽具合によって大きく変わります。

小さなひび割れの補修で済むなら数日程度で終わりますが、大規模な修繕工事や屋上の防水工事の場合は1週間~1か月以上かかることも。

特に大きなマンションでは、足場を組んだり周囲への配慮が必要となりますので、工事期間が長引く傾向にあります。同時に外壁やベランダなど、他の部分の修理をすることもありますので、詳しくは見積もり時に業者に確認することをおすすめします。

マンション屋根の修理についてはこちらに詳しく掲載されています。

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マンションの雨漏りを防ぐには定期点検が重要

マンションの雨漏りは建物の老朽化や人為的な原因で起こります。修理費用の負担は、雨漏りの原因や場所、賃貸か分譲かによって異なります。

いずれの場合も室内からできる応急処置が済んだら、速やかに管理組合や大家さんに連絡して、雨漏り箇所の写真を撮るなどの対応をしましょう。

修理業者への手配は管理組合などに任せ、自分で修理しないように気を付けてください。修理にかかる日数は雨漏りの規模によります。

マンションの雨漏りをなるべく防ぐには、共有部分・専有部分か変わらず清掃をこまめにし、定期的に点検することをおすすめします。

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